今思うと振り返る時間も無くただただ走り続けてきた
この５年・・・。
苦しい事も悲しい事もたくさんありました。

被災地、遺族、生き残った人、支援、ボランティアで
被災地入りした方々、たくさんの方々がそれぞれに
それぞれの悲しみを背負った５年だったのでは
ないでしょうか。

あの東日本大震災から５年

自分は、ある瞬間から一つの事を勝手に背負い
走り続ける事にしました。
いや、背負うというよりは、一緒にという気持ちです。

人生半ばで奪われた命。
津波で亡くなったお世話になった方々。

この方々への恩返しは、元気に笑顔で頑張る事。
このお世話になった方々が自分の中にいるから
笑顔で頑張れます。
みんなの分も悲しみを元気に笑顔に変えて！
一緒に喜んでくれてると思います。

まだまだ生きたかった、生きていくことが
普通だった。

波に飲み込まれた瞬間を想像してしまいます。
どれだけ苦しかったでしょう。
どれだけ悔しかったでしょう。

自分には到底計り知れません。

でも、想いを共に頑張る事はできます。
名前を呼び、
『一緒に頑張りましょう』、
『おかげで頑張れてます』、
と気づいた時には胸の内で静かに語りかけます。

３・１１は、６年目に入りました。
自分が暗い顔してたら、震災で亡くなった
友人達に申し訳ない。

だから今年も笑顔で元気に頑張っていきます。