ポジティブ思考回路
2017年2月23日(木)テーマ:ブログ
最近、楽しむという事を少しづつ思い出してきました。
楽しむための思考回路。大人になってくるとこの思考回路が
あちこち断線してしまいます。楽しむための思考回路作りに
遊びの天才、小学生時代を振り返って今の自分に反映させたいと思います。
今振り返ると義務教育時代は、個性を大事にする教育ではなく、
協調性に比重を置いた教育だったように自分には思えます。
別に今更そこに文句を言うつもりとかではありません。
小学生の頃、通信簿がありました。
今振り返りたくない過去ではありますが、よろしくない子供だったような気がします。
そんな子供なので、通信簿などろくに見もせず親にバトンパス。
幸い自営業で親は、忙しい毎日だったので子供に目を向けてはいましたが、
それ以上でも以下でもなかったので、成績に対してどうこう言われることが極端に
少ない家庭だったと思います。
当時の通信簿は、『たいへんよい』・『よい』・『ふつう』
『もっとがんばろう』的な評価?だったと不確かな記憶ではありますが。
勉強、机に向かう事に興味がない子供でした。
その分、常に全精力を注いでいたのは、
1時間目、2時間目・・・と始まる授業の間の休憩時間。
10分(15分の時間帯もある)の校庭。ここは正にサンクチュアリ!
全集中力は、ここに全て注ぎ込まれました。
この10分の校庭での運動量は、オリンピック強化選手を遥かに超えるような
レベルのものでした♫
そんな小学生でしたが、
全く通信簿なんかに興味の無い悪ガキでも命をかけて勇気を振り絞って、
ドキドキしながら意識していた欄がありました。
目指すは、
体育欄への『たいへんよい』に◯が付く事。
ここだけは、絶対に死守せねばという6年間。
体育の欄の『たいへんよい』に◯があれば問題無し、納得の通信簿!
この他は、ホント全く視界にないようでした。
そんな子供ではありましたが、あるとき、
何気に見た『先生から親へ』のメッセージ欄。
『協調性が少し足りないようです』
ふーん、なるほど!先生も良く見てくれてるぜ!
メッチャ嬉しくなったのを今でも覚えています。
『 何か、体に必ような栄ようが少し足りないんだ 』と理解、納得。
スポーツ大好き少年でしたから、カレーをたくさん食べようと心がけました。
足りない→栄よう→カレー
という思考回路です。
しかもその担任の先生は、超美人な先生でしたから、
大好きな超美人の先生に心配かけまいとそりぁカレーを食べる事を頑張りますよ!
先生から親へのメッセージ欄を見たのは、これが最初で最後です。
それから10年以上経って、社会人になってからその事を
思い出した先生の一言・・・
10年分のハッピーが、倍以上に膨らんで恥ずかしさとショックという形で
見事に舞い降りてきました・・・(泣)
先生、元気かなぁ。。。
先生とは、卒業以来お会いしてないので、
もちろん超美人先生のままの鮮明なイメージです。
という事で、大人になればなるほど
単純な思考回路でいくということを大事に
そして行動に移すという大切さを自分の小学生時代から
学びました。