本当は3行で済むブログ
2020年3月5日(木)テーマ:ブログ
先日、後輩が息子さんと来店してくれました。
その来店理由が、自分の思い描く寿司屋の未来であった
寿司屋の大将です。
後輩よ!後輩の息子よ、愛してるぜ!
■伝えたいこと
人に何かを伝えるって難しい側面があります。
人は、みんな自分の考えを持っています。まさに十人十色。
ものも情報もどんどんパラダイムシフトが盛んに起こっています。
つまり、昨日まで常識だったものが、明日の非常識になり得る
時代です。
■女将さんの進化
電池は、使い捨てから充電の時代へ。
電話(インターネットも)は、固定から持ち歩き(携帯)の時代。
スマホとか接触デバイスは、網膜への直接投影型になるとか(驚)
新富寿しの女将さんは、電話交換手の時代から黒電話へ。
黒電話からコードレス付きの留守電機能の付いた電話へ進化(笑)
今では、iPhoneユーザーで周りに迷惑かけないように
白のイヤホン耳にyoutubeを楽しみ、ギガ数の有効活用の環境を
一応気をつけている(笑)
70〜80年代頃にショルダー型の電話を持ち歩いていた時を
振り返るのと同じように
『そういえばスマホって、あんな重くてでっかいの手のひらに
乗っけて使ってたよねー、ウケるー、マジ卍!!』
なんて会話をする日が、もうすぐ到来するとかしないとか(驚愕)
■乗り物
車は、
『えぇーーー!!まだ自分で運転してるのー???』
という自動運転が当たり前の時代もすぐそこまで来ている空気感。
カゴから4WDの馬へ。
その4WDは、馬からタイヤへ変化し便利ということもあって、
あっという間に一家に1台の時代から一人1台が当たり前の
所有時代に。
それが今では、所有の時代から共有の時代。
僕は、寿司屋を辞めて空で筋斗雲のレンタル業に転職します。
まだ40年そこそこの人生で、これだけ進化の激しい時代に
いるのかと思うと楽しいのか怖いのか、受け入れられるのか
そうでないのか・・・。
多分、アホだから受け入れられるハズ♬
こんな情報をPCも触ったことがなかった体育会系の田舎の
寿司屋が発信(←別に大した情報は発信していない)しているの
だから、これだけでも時代の変化でしょう(笑)
■少し前置きが長くなってしまいましたが
時代の変化は、食でも起こりうるという考えを持っています。
自分で線引きをせず、思考を停止させない感覚をしっかり持ち、
おじさん羽ばたいていきたいと思います。
(↑↑↑この3行で事足りるブログ)
その前にコロナに撃墜されそうですが(泣)
みなさん、手洗い・うがい、何より免疫力アップ。
頑張って乗り切りましょう。
出船
2020年3月4日(水)テーマ:ブログ
本日、第一昭福丸無事出航しました。
あいにくの天気ではありましたが、びっくりすることに
気仙沼湾の海底を初めて見たこの日。びっくりするくらいの透明度
でした。見通しの良いことを暗示させる幸先の良い初航海の日。
まさかの乗船体験報告が終わる前に出船という謎!
謎!なんてかっこつけてますが、別に謎でもなんでもなく
単に僕が遅いだけです(涙)気を取り直していきたいと思います。
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係留岸壁、通称【コの字】へ。
あちこち挨拶を交わしながら出航を待ちます。
たくさんの方々が駆けつけ、期待値が高いことを伺わせます。
漁業のまち・水産のまち気仙沼。気仙沼では、出船はとても
ホットで大事なこと。
11:00出航予定
そういえば、、今気づいたんですが、、気仙沼の出航時刻って
昭福丸を始め、別な船の出船送りの時も11::00が多いなぁ。
(何も知らない大人(悲)今度調べておこう)
デッキに関係各位が招集され、臼井社長から航海の安全と
豊漁を祈念した一言。
挨拶の後は、豊漁と安全を祈念して乾杯。
小山船頭が操舵室横からマイクで皆さんに行ってきますのご挨拶。
いつも思うのですが、船頭の挨拶してる姿ってシビれます♬
シビれ過ぎて撮影するの忘れた・・・。
海の男は、手短の挨拶を済ませいざ出航です!
しかし、ほんとかっこいい船です。
乗船させてもらい身近になったせいか、少しばかり知った気に
なってるせいか、今までの出船送りとは違いひとしおです。
こういう場に立ち会えることは、すごく意味のあるもので
幸せです。
航海、操業中の安全、船員さん達の健康、そして豊漁!
祈念しております。
まずは、12日間かけてバリへ。
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〜おまけ〜
今は、文明を最大限利用して世にライブ配信。
この日は、こんな人がおりました(笑)
気仙沼のミスターライブ配信?といったら、この人!?
ププっ♬
第一昭福丸 乗船体験 vol.2
2020年2月27日(木)テーマ:ブログ
お客さんから何回か聞かれました。
『赤と黒の模様の入ってる船って、乗れるんですか?』
フェリーだとは、さすがに思わないでしょうが、
漁船でもないし・・・・、みたいな感じでしょうか(笑)
フェリーみたいに乗れる船と勘違いするくらい漁船に見えない
お洒落感♬
そして何より、『赤と黒の模様』というフレーズだけで会話が成立する
というリアル。地元あるある(嬉)すごい♬
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■香りでリフレッシュ
過酷である船上での生活。
船員さん達の環境を少しでも改善しようと陸と同じ環境をどれだけ
演出できるかというところも重点項目だったようです。
ここは、もっと取材が必要なところではありますが、
船内に香りで陸をイメージできるように調香されたアロマで
船内が満たされるようです。
洋上の日常のふとした時に海以外の香りが自然にあるって、
良いリフレッシュ効果があるのではと推測されます。
僕らでは想像できない過酷な状況、限られたスペースでの生活。
軽々しく過酷という言葉で表現しているつもりはないが、
経験がないだけにもどかしい。
■冷凍庫
初めて入らせて頂きました。
何部屋にも分かれていましたが、何百キロもあるマグロ。
ここ通れるのかなぁと一瞬疑問に思うもプロがつくってる訳なので
素人の疑問など自分で一蹴です(汗)
どこもピカピカでしたが、
来月には、白くなりぎっしりのマグロで埋め尽くされるでしょう。
一部、マイナス60°の世界が稼働していたので、マグロの気持ち
になったつもりで入らせてもらいましたが、社長に閉じ込められ
ちょっとビビりつつも貴重な体験でした。
やはりマイナス60°は、痛いです。
つづく