BLOG 大将ブログ

被災地だから言える事、出来る事

2016年4月17日(日)テーマ:大震災

楽しく、美味しいブログで綴っていく予定で、
本来こういう類は、『自粛』していました。
しかし、今回は、支援、応援も兼ねて掲載する事にしました。

本日のブログは、自粛という事について語る
個人的見解ものです。思考の相違、活字の捉え方の違いで
心害する可能性も否めませんので、御了承下さい。

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4月14日に発生した熊本地震。
心より御悔やみ申し上げます。そしてこれ以上、
被害が拡大しないことを祈るばかりです。

同じ被災地、被災者だからこそブログに掲載するにしました。
あくまでも自分の経験と照らし合わせた個人的見解という事を
御理解頂きたいと思います。

震災から3日目の今日。
まだまだ全容が明らかになってきてないようです。
全国的にも世界的にも手厚い支援の動きが活発になって
きてるようです。

気仙沼もそうでしたが、支援は、物理的にも凄く助かります。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、それ以上に心に勇気を頂けます。心から感謝です。

今回のブログは、この支援の仕方や動きについて少し。
とはいえ、別に偉そうに何をどうこう言うつもりは
ありません。

東日本大震災という災害を経験しました。
気仙沼の時もそうでしたが、
災害が起きると『自粛』ムードが漂います。
行政には行政の役割。民間企業にもそれぞれできる役割があります。
そして、個人には個人だからこそできる役割があります。
様々な支援の形があり、それは被災地を支援応援するという事に
繫がり、とても素晴らしいことだと思います。

自粛する方を否定する気はありません。ただ、自粛は、
支援という形には繋がらないと考えます。

イベントを開催し、個人の想いをイベントという形で一つに
集約し、個人では成し得ない大きな力に変え被災地に届ける。
イベントで募金を募ったり、売上げの一部を支援金にしたり。

実は昨日、『気仙沼バル』という復興屋台村で行われたイベントが
ありました。私は、素晴らしいイベントだったと思います。
県内外からの参加者があり、多くの集客があります。
同じ被災地だからこそ、自分達が経験したからこそ
強い想いがあります。それぞれがそれぞれの役割を担い、
個々の力を一つに集約し大きな形に変え、被災地支援に繋げる!

『こんな時に!』、『自粛しろ!』と苦情?が
寄せられたみたいです。残念でなりません。
今日行われた【気仙沼つばきマラソン】もだめなのでしょうか?
言い出したらキリがなくなるのでここで止めておきます。

自粛は、誰の為でしょうか?

正直、手厚い支援金、支援物資が寄せられ助かりました。
これは、紛れも無い事実です。
世の全てが自粛していたら、何も行動していなかったら、
東北はこの5年でここまで元気になっていないと思います。

例えば、お金。
各地から寄せられ助けて頂いた義援金。
かなり助けられた方々が居たと思います。私も助けられました。
この義援金は、様々なお金が集まってると思います。
税金の一部だったり、善意の寄付だったり。
各界の著名人の方々が、ライブやイベントを開催し集まった
ものもあります。仲間内でイベント等を開催し、集まったお金も
あると思います。全て、被災地に心寄せるため、
人のお役に立てればという想いを形にした心遣いです。

イベントは決して、被災地を無視して楽しんでる訳ではありません。
苦しみも悲しみも十分過ぎる位経験した自分達だがらこそ
熊本地震被災者方々の苦労が分かるからこそ、様々な形で
行動に移し形にしていく必要があります。自分達も全国の
多くの方々、世界の方々から助けて頂きました。

様々な支援の形がありますが、経済的支援は、被災地にとって
大きな支援の一つになります。お金は、捉え方、使い方で
善くも悪くもなるものだと思いますが、被災地に心寄せ、今の自分に
出来る事を行動に移し義援金という形になった素晴らしいものです。

先ほども言いましたが、自粛する方を否定する気はありません。
自粛という考えをご自分の考えとしてご自分だけで
行動すれば良いと思います。
決して、ご自分以外の方に強要したり、イベントを
行ってる所に自分の考えを押し付けるような行動だけは
御控え頂ければと思います。

何でも有り!とは、いいませんが、少なくても
昨日のイベントは、熊本地震被災者方々のお役に立てる
イベントだったと思います。

参考までに私は、『気仙沼バル』の事務局でも関係者でもなく
頑張ってる方々を一気仙沼市民として応援しているものです。

全国各地において、善意の行動が広がり、少しでも多くの
支援が熊本地震被災地へ届く事を願います。
そして、一日も早く被災地熊本に普通の生活が
戻ること願います。

自分も出来る事を行動していきます。


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