BLOG 大将ブログ

メカジキ

2022年2月24日(木)テーマ:お店情報

メカジキが益々美味しい時期に突入中という事を報告しておきたいと思います。今日は、とてもとても大事にしている冒頭の挨拶は抜きにして単刀直入でいきたいと思います。

気仙沼は、【ふかひれ】【生鮮カツオ】と日本一があるんですが、さらにもう一つあって三つ目の日本一が今日の主役である【メカジキ】です。

メカジキは、英語で【Swordfish(ソードフィッシュ)】と言うカッコ良い名前が付いています。その名の通り、顔から先に剣(刀)のように突き出した”吻(ふん)”と呼ばれる見た目が特徴です。話すと色々あるのですが、詳しい説明は僕よりも上手に丁寧に専門的に記してある気仙沼のサイトがありますので、リンクしておきます。

気仙沼メカジキはコチラ

先日入荷したメカジキが、味も品質も抜群だった事を改めてご報告したいと思います。

このメカジキは、ホント良かったです。
ただ良かったです!と言われても何が???となると思うので、少しだけ掘り下げて行こうと思います。

魚屋さん、お寿司屋さんに『今日のメカジキ良いですよ』と言われると真っ先に思い浮かぶのが”脂の乗り”ですよね。僕もそうですが、脂が有る無しではやっぱり脂有る方が良いですもんね。

ただ、この脂の乗りにも多少?違いがあって、身の質や弾力、色、きめ細かさなどが合わせ技1本って感じで大事になってきますし『今日のメカジキ良いですよ』の言葉の裏に実は、そんな秘宝的な情報が隠れていたりいなかったり(夕飯支度の忙しいお母さん方には短く伝える為に割愛も必要)

ちなみにコチラ↓↓↓↓↓

めっちゃ良かったです。


きめ細かく、程良く脂が乗っていてホント美味しいメカジキでした。気仙沼では、身の質や脂の乗りが最高に良い状態のメカジキに対して【ピンクメカ】と呼ばれるものがあります。いわゆるメカジキの最上級と位置づけされる呼称の一つです。ピンクメカは、何が要因なのかは分かりませんが、食べたもので体がつくられるのは命の根源なのでそれかなぁと勝手に思ったり食と運動のバランスが良いのかなぁと思っています。

この日のメカはまさにピンクメカ(主観です)で、バランスの取れた脂、淡いピンク色、正に最高でした。実は、独特の臭気を持つメカジキですが、それが全く無いホント素晴らしいメカジキでした。これは、船上でしっかりと下処理された証だと確信しています。正直こんなメカジキは、気仙沼以外ではそうそうお目にかかれないと思います。産地気仙沼だからこそのメカジキのお刺身、握り、メカのハーモニカ超絶おすすめです。

漁師さんいつも本当にありがとうございます。このメカジキの漁師さんは、船上での下処理をとても丁寧にされているそうです。その為の設備も導入しているそうです(メカジキ船社長談)

うちも仕込みのやり方、特に白身の魚は、若い頃に勉強していた時代とは全く異なるやり方をしています。言ったらほぼ真逆です。これは、決してどっちが正解とか間違いとかではなく、今までのやり方が基本にあったからこそと言う事です。なので、ここでは割愛しますが、仕込みの仕方やもっと言ったら美味しいもいろいろな方法があって良いし、いろいろな美味しいがあった方がいいじゃんと言う思考です。

脱線しましたが、最後にオススメのご紹介を

和食、寿司屋、市内全6店舗の親方6人が招集され始まった新メニューづくり。実は有りそうで意外とメニュー化されてなかった【メカジキのしゃぶしゃぶ】、メカジキのすき焼き風メニューの【メカすき】、この2本柱でキックオフされたプロジェクトは参加店もどんどん増え、昔から気仙沼で食べられている【メカカレー】などのメニュー化も進み現在でも盛り上がりを見せいています。

そんな中、当店のオススメメニューは、メカカレー!(なんでやねん!)←一発くらいはボケ必要かと

改めまして、
当店のオススメメニュー【メカジキのしゃぶしゃぶ】です。

気仙沼産メカジキ、メカジキのしゃぶしゃぶ、オススメです


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