男山本店 祝・再建
2020年7月15日(水)テーマ:ブログ
男山本店再建おめでとうございます。
震災から9年数ヶ月、7月15日大安吉日に無事再建しました。
【男山本店】
創業大正元年の男山本店は、国登録有形文化財に指定されている建物で建築は、
昭和5年だそうです。
僕が小さい頃から気仙沼湾の中に普通にある景色で、何屋さんか分からなかったが
かっこいい家だなぁという印象が強くありました。その理由は、屋上のペディメントという
なかなか拝見しないモダンな造りが、強いイメージとして昔も今も変わらず残っている
そんな建物です。
中に入るとお祝いのたくさんの生花や観葉植物、たくさんの人で賑わっていました。
どれだけの方々が再開を待ち望んでいたかの片鱗を垣間見れ、気仙沼のシンボルがまた一つ
復活したかと思うとこちらも嬉しくなってきました。
社長に2F3Fと案内して頂きました。
2階は、今のところフリースペース。今後の活用術が楽しみです。
3階は、可能な限り元のまま、元々の原材料を使用。
震災で1階2階は、倒壊していましたが、3階は奇跡的に大丈夫だったとか。
窓枠や碁盤の目になっている天井などは、ほぼそのままだそうです。
昭和5年から変わらず見える景色は、喜怒哀楽様々な表情を見守ってきただけに
おもむきがあり重みを感じます。
今は、生まれ変わった新しい気仙沼湾の顔がはっきりと見えていました。
3Fまでエレベーターはあるようですが、階段は螺旋系になっているので、
足腰にとかく問題がなければこちらがオススメです(笑)
帰り際、菅原専務にもご挨拶。
菅原専務は、今のこの時期を利用して何やら合宿でパワーアップしてきたと
自信満々の表情でした。
これから益々楽しみです。
男山本店菅原社長は、気仙沼商工会議所の会頭としてもご尽力され、
震災後の気仙沼市が大変な中、強いリーダーシップを発揮され各事業者優先で
復興への後押しを率先して行ってきた方です。
そんな中、来年震災から10年という一つの節目を迎える前に再建できたことは、
何よりですし、本当に心から再建おめでとうございますとお伝えいたします。