恩返し
2020年4月29日(水)テーマ:ブログ
連日、新型コロナの影響が報道されておりますが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?
当店は、テイクアウト営業はしておりますが、店内はほぼ休業状態にして新型コロナに
立ち向かっている寿司屋の大将です。
コロナめ!おじさん泣いちゃうぞ!!といきたいところですが、おじさんの涙をみても
誰も得しないし美しくもないので、別な方法を模索しようと思います。
***************
■寿司職人から防護服職人へ(笑)
世界的に見ても医療崩壊の直面とか、現場がもの凄く大変だということは、
なんとなく知っていました。フランスではある料理人たちが、大変な医療現場の
少しでも力になれればと料理を届け、アメリカでは、決まった時間に市民が医療現場へ
向けリスペクトの拍手を届けていました。
自分はというと、これまた騒がれている飲食店というカテゴリーに所属しているので、
例外なくあっぷあっぷの状態でございます。もちろん、なんとかしないといけないところですが、
できることを細くやりながら、いろいろ模索しているところでもあります。
ただ、そことは別に何かできることないかなぁとアンテナだけは敏感にウズウズしていました。
そんな中、SNSの友人がタイムラインにタイムリー過ぎる記事、なんと医療現場の防護服作成と
いう募集を始めたので、当然ながら秒で食いつきました(笑)
『やりまーす』って速攻手を挙げ、やってみることに。
東京済生会中央病院が今回、新型コロナの感染拡大に伴い診療材料が不足していて、
中でも防護服が大きく不足しているらしいとのことです。
今回僕らができるお手伝いは、ちゃんとした防護服の上に着る簡易的な防護服の
作成です。
聞くと東京済生会中央病院は、東日本大震災で気仙沼に来てくださってご支援頂きました。
詳細は当院の広報誌から
だったら尚更のこと!恩返しは、今でしょ!ということで、防護服職人の道へ♬
ハサミ、テープ類は苦手ジャンルではあるが、
元気があればなんでもできる!!!
次の日、すぐに講習会へ行き手解きを受けました。
不器用日本代表みたいな僕ではありますが、丁寧に教えて頂きました。
着衣すると外科医になった気分♬
ただ、あまり手を煩わせる訳にも行かないので、文明の力も最大限に活かして
動画を撮影。youtubeもあるとのことなので、合わせ技1本で完璧でしょう!
とにかく自分でやってみないことには何も分からん。
つづく