震災遺構 伝承館
2019年6月13日(木)テーマ:東日本大震災
たまに誰も得をしない無意味な超絶無駄をします。
先日、健康診断を受けにいってきました。
あちこち気になるお年頃ですから(笑)
中でも気になるあの禁断エリア。
あそこに力を入れ、胸を張るような感じにします。
すると少しばかり?出ているものが凹みます。
凹ませ過ぎるとバレるので気をつけて(何が気をつけてや!)
昨年よりも確実に増えているのに昨年より一瞬ウエストが
5cmも減るという謎を抱える寿司屋の大将です(泣)
知ってます、要らないという事は。
今日の内容だと明らかに前フリは、邪魔ですが、
ここはあえていつも通りで普通にいきます(笑)
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◼️約30年ぶり
近いからいつでもいけるという思いがあると必ず遠い場所に
なる近い場所(笑)
ようやく来ることができたその場所は、
気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館(旧気仙沼向洋高校)
伝承館webサイト:コチラから
今年の3月にオープンした伝承館。
もっと早くに来るべきところだったんですが、実は、
休館日とうちの定休日が同じなので、なかなか・・・でした。
うちは、観光のお客さんも多い事からオープンした事は
伝えてきましたが、やはり自分で経験していないので、情報が
薄くて・・・。これではアカンやろ!という事で、
母校へ!
そんなんです。ここは、旧気仙沼向洋高校で母校なんです。
もう少しいうと、向洋高校に校名が変わったのが平成6年。
以前は、気仙沼水産高校。これが自分の母校になります。
◼️おおまかな流れ
館内へ入るとチケットを購入します。
館内を巡回するには、まず映像を見るシステムみたいです。
その時のタイミングで、少し待つ場合がありますが、この時は、
10分程度の待ち時間。
入場が許可され、進んでいくと40〜50席ほどの椅子があり、
でかいスクリーンがあり、小さな映画館みたいなところで、
震災当時の映像を約10数分程度。
その後、校舎内を巡回といった流れになります。
◼️巡回
映像を見た後は、案内に従って自由に見れるようになっています。
一般的には、自分の子供の学校行事等で訪れる母校でしょうが、
震災の遺構として、多感な時期を過ごした教室を見ることに
なるとは思っても見ませんでした(余談は承知(笑))
上の階には、エレベーターでいくこともできますが、
この日は、階段で向かいます。
3Fのある教室に入ると津波で打ち上げられた車が、
当時のままひっくり返った状態を見ることができます。
さすがに今でも『すげー!!』って思いますし、
当時の津波の威力をまざまざと見せつけられた感じです。
窓からは、やや遠くに当時と全く真逆な清々しい海を見ることが
できます。
そうなんです!あんな遠くに見える海が、校舎の
3Fに車を打ち上げてしまうほどの海になるんです。
という想像に難しい光景になりますが、
波打ち際に優しく打ち寄せる青く綺麗な今の海も3・11の海も
どちらも現実の海です。
◼️屋上
ここには、当時生徒や先生が居ました。
何人位居たかは、僕は知りませんが、同級生が確実に一人
この屋上に居ました。
当時のことを数年前に聞いたんですが、マジでやばいと
思ったそうです。しかし同級生は、校舎が島になるという
未曾有の状況で、どうしたら流されても助かるかという
冷静な判断力で準備していたそうです。
さすが、野球部キャプテンということにしておきましょう。
◼️あとがき
久しぶりの母校は、新設された伝承館と共に津波を
伝えていく施設へと新しい役割を担いました。
結果的には、伝承館へ行き自分で確かめるという目的よりも
母校の新しい役割とその姿を確認しにいくというOBならではの
視点で見る伝承館となりました。