引退(続)
2018年9月22日(土)テーマ:ブログ
先日の記事に被せて一つ。
安室氏の幕引きは、ビジネス界においても一石を投じる影響が
あるほどのものだったらしい。
まぁ、田舎の寿司屋には分からない話だが・・・。
しかし、こんな田舎の寿司屋でも理解できる話もある!
これからの近未来を象徴するような若者の行動が目についた。
安室氏の引退ライブに並んでいる若者をインタビューしたものだ。
その若者は、安室氏のファンで昨年の衝撃発表にはかなり驚いたとか。
当然でしょ!気仙沼のお寿司屋さんも驚きましたからね(汗)
一年に限定された日本を代表するトップアーティスト安室氏の
時間には、計り知れないものがある。
当然、ファンにしたら悠長なことはしていられない。
その若者もどこのライブに行こうか、あっちも行きたい
こっちも行きたい!いやいやそうじゃない、全部行きたい!!!
ファンにとっては気が気じゃなく安室氏同様にファンの方々も
色々ホント大変だったと思う。
仕事は、ライブなんかで休めないし、家族がいれば当然我慢となる。
絞って絞って、行けてもスケジュール合わせてようやく一つ二つだろう。
そして、自分に言い聞かせる。
『本当は全部行きたかったけど引退する前に
一つライブ行けたから満足』と。
本当にそうか???
ホントに一つのライブだけで満足か??
少なくても、ちょっと前の自分はそうだった。
しかし、インタビューを受けていた若者はこうだった。
『ライブに全部行きたいけど仕事があるのでスケジュール組めなくて。
なので、仕事辞めました(笑)』
すげーと思う。
どっちの選択が正解とか間違いとかではないと思うし、
何のために仕事をするかという価値観だと思う。
確かにいろんな意見がある。
仕事を辞めてまで安室氏のライブ参戦。
バカだと思う方もいれば、無責任なやつだと思う方がいるかも知れない。
後悔するよ絶対!と思う方もいれば、仕事辞めたらどうやって
食っていくんだ!と思う方もいるかも知れない。
震災前までの自分ならそういう価値観しかなかった。
今は、違う。
むしろ、この行動を起こせる若者に可能性を感じるというか。
ちゃんと自分なりに理解できるようになった。
もう一度言う。
自分の感覚では、仕事を辞めてまで何かに打ち込む姿勢は、
正解や不正解は、他人が決めることではないし、そもそも
何が正解で何が不正解かなんて、誰が何のために決めるのか
ぼやけた判断基準自体が???だ。
仕事を辞めてまで安室氏のライブへ行く。
あれは、若者の価値観だし、安室氏へのリスペクト、
安室氏をきっかけに自分の時間を凄く大事にしている。
一生懸命生きている証拠だ。
いつも思う。
できない理由探しは、簡単なのだ。
何らかのとか、だれかのせいにすれば済む。
できる理由探しは、大変だが面白い。全て自分だ。
あっ、
急に話題変わるが、ネットの記事を見た。
副業禁止の企業が、7割以上だとか。
若い方が少ない。生産年齢人口がドンドン低下していて
少ない若者をドンドン取り合いになって行く時代にオープンイノベの
時代に自由度が無さ過ぎるってどうかなと少し疑問に思った。
もちろん、うちみたいな吹けば飛ぶような田舎の寿司屋に
企業の大変さは理解できない。でもでも、
自分の意見としては、10年前とは明らかに違う未来が
急に訪れる日が来ると思っている。
堀江氏が言っていたのを思い出す。
『何もなかったアフリカの山奥地に突然、携帯の基地局ができる。
ある日突然、何もなかった国の人たちが、世界最高峰の知に
触れることができることになる。グローバル化が進むとは
そう言うこと』だと。
確かにそうだ。今は、それが普通に行われる時代だろう。
今だと理解できる。
若者は、可能性の塊だ!もちろん、
自分にもまだまだ楽しく秘めた可能性がたくさんある(本気)♬!!
と思う(笑)
若者が、今の自分を全てかけて安室氏のライブに捧げたところから
見習うべき姿があると自分に言い聞かせる。