南海トラフ〜東日本大震災から得る〜
2018年8月26日(日)テーマ:東日本大震災
『おかげ様で家流されても元気です!』
中部地方からご来店のお客様とのお話の一幕。
嬉しいことに東海地方で放送された番組をきっかけに来店。
その様子をスマホで撮影し画像に保存、お土産にわざわざ見せてくれた。
ありがとうございます。
番組内で紹介されたふかひれ丼を楽しみに来られ、堪能しつつ
他に気仙沼の旬をそれぞれ満喫♬
ご満悦の様子にこちらも嬉しい限りだ。
被災地のお話になり、この日にフィジーで起こった大きな地震の
話から南海トラフへ。
どうやらフィジーでの大きな地震は、歴史を見ても関連性を
否定できず2ヶ月位は要警戒という感じらしい。
というようなお話から被災者である自分のお話を
少しだけさせてもらった。
経験者として自分の視点で重要ポイントをお話。
自分もそうだが、災害への準備は、以外とハードルが高い!
頭では『備えあれば・・・』は、理解していてもそれが
行動へ結びつくかと言えばそうではない。
『理解すること』と『行動する』ことは、全くの別ものなのだ。
#これ以外とポイント!
自分の経験値からお話しできること。
@自分が逃げる!
自分以外の家族の心配は、安全な場所に自分が避難してから!
重要なのは、平時に『家族バラバラにいること』を想定して
決め事をしっかり決めておくこと。
ウチももう一回しっかり確認しようっと(汗)
@物に依存しない。
命さえあれば大概のことは何でもできる!
依存は、ストレスの原因になる!
命以外はホント何とかなる(笑)
よっっっっっっっっぽど大事なものでない限り、
『あれとこれを持って逃げよう』のあれとこれは、
平時の欲であり、要らないものではない(本人しか分からん)が、
必要なものではないことの方が多いので、本当に必要なのか
どうかをもう一度掘り下げて考えよう。
自分の命とあれとこれ、どっちが大事???(笑)
@やはり備える
何かを準備することも大事だが、事前に決めておくことが大事かな。
そして、無闇に怖がらない。
事前情報をかき集め、行動を決め、あとは楽しく過ごす。
いつ来るか分からない災害に怯えるのではなく、
来ても良い準備をしておく。あとは、
その時が来たら、想定していた行動を臨機応変に対応させるだけ。
@一番大事
『準備を行動に移すこと』
自分もそうだが、これぐらいは大丈夫!という謎の自信???
素人が、その道の超プロ級な判断を何の根拠も無しにできる判断は、
さすが世界屈指の素人様。
ちなみに東日本大震災では、自分もそんな感じだったので
本気で参る(泣)
運よくたまたま助かっただけ・・・。
先日の豪雨災害で父と息子のやり取りがyoutubeに掲載されていた
のを見た。息子さんは、堅実で安全対策万全な準備をしていた。
しかし、父を迎えに行くと家から出たり戻ったり・・・。
父に押し切られる形で避難のタイミングが大幅に遅れた。
素人ながらに見てもほぼ完璧に近いような安全対策をしていた
息子さんでさえ、判断を誤るような形になってしまった。
ちなみに二人とも結果的に無事だった。
自分は、家も店も親父の位牌も全て流されたが(明らかに準備不足)、
いろんな方々とのご縁や出会いに励まされずっと元気に過ごして来た。
以外と笑いながら過ごして来た。
元気になる日が必ず来るのだから、だったら悲しい日を1日でも
減らして1日でも多く元気に笑って過ごせた方が良い。
南海トラフ、
確かに考えると怖い。しかし、
東日本大震災から得られるものを得て学び、命を守る準備を
すれば大丈夫。