視察
2017年2月11日(土)テーマ:新富の思い入れ
先日、穴子の漁師さんH氏の所に視察に行ってきました。
(掲載許可を取るのを忘れたので、今回はイニシャル表記になります)
お伺いした漁師さんの穴子は、現在休漁中なので
ゆっくりお話をする事ができました。
このエリアの穴子は、餌場が良いのか最高に素晴らしい絶品穴子です。
気仙沼そのものが、やはり豊かな自然に恵まれ餌場としても漁場としても
最高に素晴らしい環境であるのだと思います。
そんな中、中々地元の漁師さんとお話する機会がなく・・・、
というか、魚は魚屋さんからいつも買ってるので、深く考えずに
いました。
魚屋さんは、気仙沼魚市場から買い付けします。
その魚を店頭に並べ、私らが並んだものを買います。水揚げ状況や
魚の善し悪し等の話は、魚屋さんとはよくします。
何がそろそろ良くなってきたとか、今日はこれが最高。
気仙沼でもこちらの地域の方がより良いとか。
しかし、いつもここで完結していました。
ダメダメです。
昨年、うちで扱っている農家さんの所にお邪魔しました。
栗原市の『ササニシキ』を作っている数少ない有難い農家さんです。
シーズンオフという事もありゆっくりお話ができましたし、シーズンが始まったら
視察にお邪魔する予定です。
その帰り道にふと・・・。
・・・あれ、米は作っている農家さん、魚は、売っている魚屋さん、
魚を捕っているのは、漁師さんなのに・・・。
と今更ですが、気がつきました。
カツオ船の方々やマグロ等、漁師さんとお話する機会はありましたが、
自分の所で扱っている全ての漁師さんとお話出来てないという事に気がつきました。
深く反省です。
ならば、善は急げ!
という事で、昨年から時間の調整していましたが、
ようやく互いのスケジュールが合い、時間を頂けました。
漁具の話、漁師さんならではのお話と楽しい時間はあっという間でしたが、
最高に良い時間を過ごす事ができました。
特に穴子は、思い入れをしっかり持って作っていますので、
皆さんにぜひご賞味頂きたいおすすめのネタです。
今回お伺いした漁師さんの穴子は、5月位からの始動になるそうなので、
邪魔にならないように忙しい時期を避け、6月〜7月あたりに視察に来る
約束ができました。
今度は、漁具や漁の様子なども視察できるかと思うと
今から楽しみです。
なぜもっと早くに気づかなかったのだろうと
今更ながら深く反省です。