震災関連補助金(助成金)初歩編
2016年4月20日(水)テーマ:大震災
このブログが届くかどうかは分かりません。
このタイミングで掲載もどうかという事も重々承知して
おります。
しかし、この震災真っ只中ではありますが、
掲載していきます。メディア等の映像を見ると家とか
お店の片付けされてる方々が映っていたので。
もし、このブログ読者方々の友人、知人等に被災されて
しまった方がおりましたら、参考?にして頂ければと思います。
******************************************************
@大震災にて被災されてしまった家屋やお店は、
片付けする前に必ず写真を撮っておく事が望ましいです。
(使わなければ、消去はいつでもできます)
大震災、激甚災害は、行政の支援策が施されます。
その時、証拠に成り得るものが必要になる可能性があります。
東日本大震災時は、気仙沼の自分の場合は、範囲が広い上に津波で
全て流され火災で焼失したので、そこまで必要ではない
エリア内だったと思います。要は、証拠そのものの撮影、
行政への提示が困難でした。
当方は、個人飲食店(寿司店)です。
店舗を再建していく場合で自力再建が困難な場合
(例えば重責債務のため等)は、行政の補助金、助成金により
再建を進めていく手段があります。
補助金等は、ご存知のように税金を使わせて頂きます。
なので、詳細な書類提出が必須になってきます。
その補助金(国、それぞれの県にていろいろな
補助金制度があります)を進めていく上で必要に
なってくるものの一つに『根拠(理由)』があります。
店舗を再建するなら再建するための根拠、厨房器具を
買うための根拠です。
そして、その金額(見積り、機器器具類等)の妥当性も
合わせて証明していく必要があります。
ご存知の方なら全く問題ない上記ですが、自分は、初めて
だったので、この『根拠』、『妥当性』という部分を
理解できるまでかなりの時間を要したおばかさんです。
そもそも役所の書類は、普段使わないような言葉使いで
困惑しました!別に役所が悪い訳ではなく、自分が
アホで不慣れなだけなんですが・・・。
購入予定欄に『鍋』と書く。その根拠は?と来る。
根拠と聞かれても・・・。
いや、普通にお店で使うものだから!と思いつつも
普通にこの答えで良いのか?それとも特別な何か書類作成用語
みたいなのを使わなくてはいけないの?とか?
飲食店で鍋は普通に使うでしょ!?!?!
思い出しただけでも頭が委託なってきました。
そうです。誰かにお願いすれば良かったんですが、
お金がなかったのと誰に相談、お願いして良いのかすら
わかりませんでした。分からない所が分からないのです。
頭の悪い兄と弟が、お利口さんになれるように
山籠もりがごとく、二ヶ月位他人に会う事無く頑張りました。
もちろん、そこまでおばかさんではないので、思いつく
それぞれの適所へ相談はしたのですが・・・。
いろいろ説明はされるものの全く理解できず・・・。
その適所も震災関連の仕事で多忙を極めており、
納得しないまま退散。はぁ。。。
しかし、諦めずに頑張ったおかげで何とかクリア!
その後、相談した適所からは、やり方書き方で
いろいろご相談受けたり。。。
ちょっと脱線してしまいましてすいません。
適所でこういう類の書類作成分からない方もいます。
逆に得意としてる方もいます。例えば、
役所を定年で退職された方とか。
また別な適所では、課は同じなのに電話に出る方で
対応がまちまちなこともありました。
要は、書類作成のアドバイス等のお手伝い出来る方と
対応していません!と断る方が同じ課内にいたりとか。
自分の説明の仕方で悪い部分、足りない部分もあったと思います。
要は、一度断られても諦めないで頂きたいという事です。
今回の熊本地震の場合に当てはまるかどうかは
分かりませんが、初歩の初歩ということで
何かの参考までに。